[M1 Mac, Big Sur 11.6.8]
最近FFmpegという便利な動画加工ツールの存在を知り、これを使って簡易的な動画編集アプリが作れないか検討しています。
私の動画編集作業は長くて1分程度の動画の数秒、ある部分だけ図形でマスクするといった程度の内容なので、わざわざ高価な動画編集アプリを購入するのはもったいないように思えてきました。
無料版があるDaVinci Resolveを使ってみたものの、昨今のIDEと同様に動作が重く、ファイルの相性問題もあるようです。またアプリ外からドラッグ&ドロップができないのはかなり軽快性を損ねています。生産性が肝心要のYouTuberにもほとんど使われていません。どっしり腰を据えて作り込む正にプロ向けのソフトだと感じました。
話は戻って、FFmpegでも上記作業は簡単にできるようです。
以下、アプリの動作の流れを書き出しておきます。
1.動画からマスクしたい範囲を切り出す。
2.切り出した動画から全てのコマを取り出す。
3.マスクしたい部分の座標を決める。
4.マスク図形だけの画像を作成する。
5.全コマと画像を合成する。
6.合成したコマから部分動画を作成する。
7.切り出す前の状態に再結合する。
アプリに必要なデータ
1.マスクするコマの範囲(開始コマ、終了コマ)
2.マスク図形の座標およびカラーコード(基本は長方形)
Final Cut Proの体験版がまだ2ヶ月使えるので、まあ気長に取り組みます。
22/8/9追記:
iMovieで図形によるマスクが簡単にできました。動画編集アプリは機会があれば作ります。