[Glyphs 3] 01 パスが閉じていないため塗りつぶしが反転 / Macでフォント作成

フォント作成アプリ Glyphs 3を使ってオリジナルの隷書体フォントを作ってみました。

漢字のPNGファイルはiPad Air 5とApple Pencil 2で和筆アプリ Zen Blush 2を使って作成しました。手本は五體字類の初版(1916年)です。

「令」のPNGファイルをSVGファイルに変換してから読み込むと、下部の塗りつぶしが反転してしまいました。

パスをよく見ると閉じていないところ(細長い二等辺三角形)が見つかったため、矢印の先のノードを選択して右クリックメニューの”開いたパスを閉じる”で修正しました。

修正後

今は1ヶ月の無料期間中ですが、299ユーロ(約53000円)というお高いアプリなので購入するか悩みどころです。日本円価格は為替変動により毎日変わります。

フリーのFontForgeとは比較にならない使いやすさで、作業効率を考えるとMacならこのアプリは有力候補です。

今回は最低限のツール類でフォントを作成しましたが、iPad用のガラスフィルムではペン先が滑って描きにくいです。本格的に取り組むのであれば、着脱式の滑らないフィルムが必須でしょう。