[Apple Watch] watchOS 10.4でデベロッパモード選択ボタンが非表示 24/04/10

watchOS 10.4になってApple Watch SE 第2世代でデベロッパモード選択ボタンが非表示になったため、Xcodeにて実機インストールが出来なくなりました。Series 8では問題なく表示されています。どちらもデベロッパ登録しているIDでログインしています。

SE 第2世代ではデベロッパモードを選択できない
Series 8ではこれまでと変わらず表示

今のところ、SE 第2世代はApple DevelopmentタイプのアプリをXcodeから実機インストールできず、Apple DistributionタイプのアプリをTestFlight経由でインストールしないとアプリの動作確認ができません。

コードを少しいじりながらXcodeからインストールしてテストできないので、とても面倒です。

英語圏の掲示板サイト Redditでも話題になっていて、watchOSデベロッパは困っているようです。

早期のデバッグをお願いしたいものです。

Redditの該当スレッド(Series 7)

YouTubeのコンテンツをブロック 24/03

YouTubeをリロードする度に公式おすすめ動画へのリンクがトップに表示されるため、右クリックしてAdBlockから”広告をブロック”を選択し、スライダーで対象が表示されなくなるよう調整しました。

この方法で見たくないサムネイルを排除することも可能です。ただし、やり過ぎると全てのサムネイルが非表示になります。

YouTube Premiumサブスクに登録していますが、この手の機能はYouTube側で用意して欲しいです。

[iOS] EUデジタルサービス法対応

24年3月からEUで有料アプリをリリースしている開発者(トレーダー)は住所等の情報公開が義務付けられるようになりました。

とりあえず全ての有料アプリでEU27カ国を配信対象国から外し、ノントレーダーに設定しました。

データを暗号化しているメモアプリについてフランスでの規制を避けるため配信対象国から除外していましたが、今回は比較にならないレベルの痛手です。

EU公式サイトによると、トルコなど近い将来EUに加盟する国が9カ国あるらしく、都度対応が必要になりそうです。

Apple Vision Pro, Meta Quest 3, XREAL Air 2 Pro パソコン作業での比較 24/3/5

前2者については実使用、あとはネット情報から私なりに評価しました。Apple Vision Proは東京のDeveloper Labで使用済です。

ザッカーバーグがMeta Quest 3の優位性を主張するのも納得、といったところです。

XREAL Air 2 Proについては新幹線車内での使用を視野に入れ、購入を検討していましたが、表にあげた欠点で断念しました。車内ではセッティングの時点で酔ってしまいそうです。

XREALシリーズを新幹線車内でセキュリティ対策としてならともかく、プライベート空間でわざわざ使用するメリットがよく分からないです。軽さよりもデメリットの方が多大に思えます。特に視野角46度は致命的です。

あとVisorも気になっています。本体399.99ドルは割安感があるものの、サブスク制(月39.99ドルから)にしたのはかなりの悪手ではないかと思います。新幹線でXRを操作するのはまだまだ先の話になりそうです。

今後もMeta Quest 3を使い続けますが、Quest 4でパススルーの歪みや解像度が改善されたら買い替えるかもしれません。

[Xcode] ビルド選択時にターゲットが消えている現象への対応

[Mac M2 Pro 12CPU, Sonoma 14.3.1, Xcode 15.2]

Xcodeの仕様で最もいらつくものの一つがようやく解決しました。

GUI上部のターゲット選択箇所から頻繁にいくつか消えるという現象です。

iOSアプリやwatchOSアプリが頻繁に消える

Manage Schemesをクリックして、左上のAutocreate Schemesのチェックを外し、左下のプラスボタンからビルドしたいターゲットを選びます。自動機能は便利ですが、気が利かないなら不要です。

[Xcode] watchOS専用アプリの設定トラブル

[Mac M2 Pro 12CPU, Sonoma 14.3.1, Xcode 15.2]

初めてwatchOS専用アプリを作製しています。

プロジェクトの設定、Archiveのアップロード、App Store Connectでのアプリ登録で深みにハマりました。

24/04/05追記
後で読み返すとプロジェクト設定の解決方法が分からないので結論を先に書いておきます。Watch-only Appとしてプロジェクトを作成した際にファイルのないiOSターゲットが作成されていれば成功、なければ失敗です。間違っても削除しないように。Archive作成時にApple DeveloperサイトのIdentifiersにアプリを登録、Profilesでプロファイルを作成し、Xcodeで登録する必要があります。Xcodeから自動的にIdentifierが登録されている場合はXCが先頭に付いているので編集しましょう。

1.プロジェクト設定
Watch-only Appとしてプロジェクトを作成します。下図のようにターゲットとして空のiOSアプリが表示されます。ビルド時に意味不明なエラーになり、iOSアプリを削除してみると正常になりました。これが間違いの始まりでした。

意味不明なエラー(再現性なし)

iOSアプリには独自のBundle Identifierが必要です。デバッグ版ではサイニング管理は自動で問題ないですが、TestFlightにリリース版をアップロードする際は固有のProvisioning Profileを作成してインポートします。App Store Connectでのアプリ登録にはiOSアプリのBundle Identifierを使用します。

watchOS専用アプリであっても、登録しない方のBundle Identifierの末尾に”.watchkitapp”は必須です。メインのアプリだから要らないだろうと勝手に判断していました。

2.Archiveのアップロード
空のiOSアプリがないまま、watchOSアプリとwatchOS拡張だけで開発を進めたためにArchiveがアプリとしてではなくターゲットとして作成されてしまいました。当然アップロードはできません。

不備があろうが最後まで開発できてしまうというのが非常に厄介です。空のiOSアプリが必要という警告が必要かと思います。

3.App Store Connectでのアプリ登録
空のiOSアプリは後から追加できません。不備な状態からファイルありのiOSアプリを追加するとArchiveが作成されてアップロードできますが、バンドルしているはずのwatchOSアプリが含まれていないので意味なしでした。

とにかくシミュレータの動きも怪しく、実機の方が確実です。最近、開発用にiPhone SE(第2世代)の中古を購入しました。Apple Watchも2台持ち(中古Series 8と開発用SE初代)です。

visionOSアプリの挙動をVision Proで確認できないのが何とももどかしい。 気軽に買えないのがつらいところです。今のところ購入予算は15万円です。廉価版整備品だとしても再来年あたりになるでしょうか。

XcodeやApp Store Connectのダメなところが一気に押し寄せてきて、かなり疲れました。開発者は少なからず鬱積した感情を抱えていることでしょう。

Apple Vision Proのアクセサリ Developer Strap 24/2/5

Apple Visionシリーズは来年以降販売予定の廉価版を購入するつもりです。

本体20万円以下なら買おうかと思っていましたが、アクセサリもかなり高価というのが判り、本体15万円以下に購入判断基準を下げざるを得なくなりました。

同時購入予定のアクセサリは以下の2商品です。

1.Developer Strap(開発者向け商品) $299:開発アプリのインストールに必要
2.Travel Case $199:持ち運び用ケース

合計498ドルは1ドル150円換算で74700円になります。

廉価版といえ本体15万円以下になるとは考えにくく、整備済製品が出回るであろう再来年以降の購入になりそうです。

24/2/5追記
WiFi接続でもMacから開発アプリをインストールできるようです。Developer Strapは買わず、購入判断基準を20万円に戻します。

VR酔い防止策 The Room VR / Quest Link

Meta Quest3のQuest LinkでSteamのパズルゲーム The Room VRをプレイしていますが、VR酔いがひどく30分も持たずギブアップしそうになりました。

そこで、瞬間移動の際に数秒目をつぶってゆっくり目を開けるようにすると酔わなくなりました。

脳に違和感を与えないようにすればいいみたいです。

Meta Quest 3でSteamVRのゲームをプレイ 通常使用 24/01/17

  1. WindowsPCにてSteamVRを起動。
  2. Meta Quest3の電源を入れ、Quest Linkからディスプレイメニューで画面1のPCメイン画面を表示。なおPCは同じWiFiであれば自動接続している。
  3. StermVRのライブラリにあるゲームを起動。
  4. “OculusVRから起動”を選択する。
  5. ゲームが開始する。

* 4で”SteamVRから起動”を選択するとエラーになる。