[C++] 190 Windows11での開発環境構築 Make for Windows他

[Windows11, g++ 9.2.0, NO IDE]

Windows11でFLTKアプリを開発できる環境を構築していきます。ブラックボックス嫌いの非IDE派なので、基本Visual Studioは使いません。

g++コンパイラは以前MinGW版をインストールしていたのでそのまま使います。GDBデバッガも同梱されています。

次にMake for Windowsをインストールしてから、Makefileの内容をWindows仕様に書き換えます(rmコマンド→delコマンドなど)。Macから持ってきたコードはShift-JISに変換して使います。

これでMakefileを使ったHello Worldを実行できるようになりました。Macの時の癖でつい実行ファイルをダブルクリックしてしまいます。Windowsの場合はコマンドプロンプトにファイル名を入力して実行します。

続いてFLTKのインストールですが、次回以降記事にします。

# コンパイラ設定
COMPILER = g++
DEBUG = -g

# オプション設定
CPPFLAGS = -std=c++11

LDFLAGS =

# includeパス(-I)
INCLUDE = 

# ライブラリパス(-l)
LIBRARY_l = 

# ライブラリパス(-L)
LIBRARY_L = 

# ソースファイル
SRCDIR = .
SRCS = test.cpp

# オブジェクトファイル
OBJDIR = .
OBJS = test.o

# 実行ファイル
TARGETDIR = .
TARGET = test
	
# cppファイルからoファイル作成 $<:依存ファイル
$(OBJDIR)/%.o: $(SRCDIR)/%.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

# oファイルから実行ファイル作成
$(TARGET):$(OBJS)
	$(COMPILER) -o $(TARGETDIR)/$@ $(OBJS) $(LIBRARY_l) $(LIBRARY_L) $(LDFLAGS)

# 全ソース・コンパイル&ビルド
.PHONY:all
all: clean $(OBJS) $(TARGET)

# oファイル・実行ファイル削除
.PHONY:clean
clean:
	del /Q $(OBJS) $(TARGET)