Macの外部ストレージ 転送速度検証 SMBパケット認証無効

[macOS Catalina 10.15.7, Windows10]

SMB接続のパケット認証を無効にしてみました。転送速度は19KB/sになり、かえって遅くなりました。早々に測定を切り上げたので正確な数値は分からないものの、セキュリティも甘くなっていいこと無しですね。

Windows同士の転送速度は不明ですが、Mac-Windows間で数KBのファイルを大量にコピーするにはSMBでは厳しいという結果でした。

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Macの外部ストレージ 転送速度検証 SMB

Mac miniの外部SSDを実質的なデータストレージにしています。

WindowsPCと共有するため、定期的にSSDを外してPCにつなぎバックアップを取っていましたが、最近はデータ転送速度がかなり遅くなっていました。

調べてみるとSSDのexFATフォーマットが問題であることが判明し、MacOS拡張に変更してLAN接続からSMBで転送してみました。

その結果、平均ファイルサイズが10KB以下の場合は改善が認められず、結局HDDをMac miniにつないで都度バックアップを取ることにしました。

LAN接続(1Gbps)に期待したものの、この遅さでは仮に10Gbps回線でつながったとしても問題外です。

Steel Legend B450の拡張性

ASRock Steel Legend B450にUSBカードを増設することで、性能的ロスが発生しました。

PCIE3.0x2以上のカードを増設すると他の性能低下が生じます。グラフィックボードを使うだけなら問題ないです。

ヘビーユーザーとはいかないまでも、それなりに拡張機能を活用しているユーザーとしては結構な痛手でした。

  • 性能的ロス1:無効になっていたPCIE4を使うために、M.2 SSDをM2_2スロットに移した。これに伴い転送速度は4GB/s(PCIE3.0x4)から2GB/s(PCIE3.0x2)に低下。
  • 性能的ロス2:M2_2スロットを使ったため、SATA5とSATA6が無効になりつないでいたHDDを認識しなくなった。
  • 性能的ロス3:M2_2スロットには付属ヒートシンクを装着できず、別途入手する必要が生じた。

2番目のPCIE3.0x16スロットはこのモードで使えないのですから、PCIE3.0x4の形状にしてもらいたかったです。PCIE3.0x4スロットを用意するコストが掛かるのでこうなったのでしょうか。業界的にこういうのは問題ないのかな。時間があれば他社製品についても調べてみます。

Macの外部ストレージ exFATは危険?

Mac miniの外部ストレージとしてSATA SSDを使っているのですが、Windows機のUSB3.2 Gen2(USB3.1 Gen2)につなげ替えてバックアップを取ろうとしても転送速度が3MB/sしか出ません。

調べてみるとexFATフォーマットが怪しいようです。転送速度の問題だけではなく、データ破損のトラブルも多いらしいです。これまでマザーボードを疑っていたのですが、どうやら見当違いだったようです。

OSまたぎのデータ転送の場合は、Macの外部ストレージはexFAT以外のフォーマットにして、Windows機とはLANでつなぎSMBなどでデータ転送するのがベターとのこと。

一連の検証の中でASRock Steel Legend B450にUSB3.2 Gen2のインターフェースカード(PCIe3.0 x4)を増設する際、2番目のPCIe3.0 x16に挿しても認識せずかなり焦りました。

M.2の上の方のスロット(M2_1)にSSDを付けると2番目のPCIe x16が無効になるということでした。しょうがないのでSSDをM2_2に挿しました。

しかし、M2_2スロットには付属のヒートシンクを付けることができません。その上、転送速度は半分になります。つまりx16を2つとも使うとOS入りSSDは過熱リスクが高まり、大幅なスペックダウンにもなります。

やはり自作パソコンで色々遊ぶのであれば、エントリークラスではなくミドルクラス以上のマザボを使うべきですね。

新しいマザボに替えたいのですが、Intelに戻るかRyzen 2600のままAMDで行くかで迷っています。

参考記事

exFATよりもMacOS拡張が望ましい