macOS Mojave以降はGPUプラットフォームCUDAが使えないため、やむなくAI学習環境をWindows10に移行しました。CPUだけでは学習速度が遅すぎるので。
今回の移行で前回コードの学習時間が7分から2分半に短縮されました。2014年発売のGeForce GTX 750 Tiを新たに使っています。前環境Mac mini 2018のCPUは3.0GHz 6コアIntel Core i5です。
750Tiのドライバはver.456.55で今のところ安定しています。これまではグラボに無関心でしたが、いいボードが欲しくなってきました。
Pythonは3.5から3.7.9に変更しました。pyenv-venvの仮想環境を使っています。 pyenv-venv ではPythonの同一バージョンで複数の環境が作れるので便利です。
CUDAのバージョンは10.0、cuDNNは7.6.0です。pip listは下図の通りです。
ネット情報は私含め執筆者各々のPC環境での情報、いわゆるおま環情報だらけです。あまり参考にならないどころか、下手すると泥沼にはまってしまいます。TensorFlowなど公式サイトの情報を参考に環境構築されることをお勧めします。
Package Version
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absl-py 0.14.1
astor 0.8.1
cached-property 1.5.2
cycler 0.10.0
gast 0.2.2
google-pasta 0.2.0
grpcio 1.41.0
h5py 3.4.0
importlib-metadata 4.8.1
Keras 2.2.4
Keras-Applications 1.0.8
Keras-Preprocessing 1.1.2
kiwisolver 1.3.2
Markdown 3.3.4
matplotlib 3.0.2
numpy 1.21.2
opt-einsum 3.3.0
pip 20.1.1
protobuf 3.18.1
pyparsing 2.4.7
python-dateutil 2.8.2
PyYAML 5.4.1
scipy 1.7.1
setuptools 47.1.0
six 1.16.0
tensorboard 1.15.0
tensorflow-estimator 1.15.1
tensorflow-gpu 1.15.0
termcolor 1.1.0
typing-extensions 3.10.0.2
Werkzeug 2.0.2
wheel 0.37.0
wrapt 1.13.1
zipp 3.6.0