[Windows11, g++ 9.2.0, NO IDE]
Windows11でFLTKアプリを開発できる環境を構築していきます。ブラックボックス嫌いの非IDE派なので、基本Visual Studioは使いません。
g++コンパイラは以前MinGW版をインストールしていたのでそのまま使います。GDBデバッガも同梱されています。
次にMake for Windowsをインストールしてから、Makefileの内容をWindows仕様に書き換えます(rmコマンド→delコマンドなど)。Macから持ってきたコードはShift-JISに変換して使います。
これでMakefileを使ったHello Worldを実行できるようになりました。Macの時の癖でつい実行ファイルをダブルクリックしてしまいます。Windowsの場合はコマンドプロンプトにファイル名を入力して実行します。
続いてFLTKのインストールですが、次回以降記事にします。
# コンパイラ設定
COMPILER = g++
DEBUG = -g
# オプション設定
CPPFLAGS = -std=c++11
LDFLAGS =
# includeパス(-I)
INCLUDE =
# ライブラリパス(-l)
LIBRARY_l =
# ライブラリパス(-L)
LIBRARY_L =
# ソースファイル
SRCDIR = .
SRCS = test.cpp
# オブジェクトファイル
OBJDIR = .
OBJS = test.o
# 実行ファイル
TARGETDIR = .
TARGET = test
# cppファイルからoファイル作成 $<:依存ファイル
$(OBJDIR)/%.o: $(SRCDIR)/%.cpp
$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<
# oファイルから実行ファイル作成
$(TARGET):$(OBJS)
$(COMPILER) -o $(TARGETDIR)/$@ $(OBJS) $(LIBRARY_l) $(LIBRARY_L) $(LDFLAGS)
# 全ソース・コンパイル&ビルド
.PHONY:all
all: clean $(OBJS) $(TARGET)
# oファイル・実行ファイル削除
.PHONY:clean
clean:
del /Q $(OBJS) $(TARGET)