[macOS] 33 launchdによる定期実行検討

[macOS Big Sur 11.6.1]

前回記事でMicrosoft AutoUpdateの定期実行を強引にできなくしましたが、そもそもどこで管理しているのか調べてみました。

今回のケースではライブラリディレクトリにあるLaunchAgentsやLaunchDaemonsでコントロールしています。crontabだけではなくこのlaunchdというサービス管理フレームワークでも自由にプログラムの定期実行を設定できるようです。

Microsoftの他にCubaseのメーカーであるSteinbergやフリーソフトKarabinerのプロパティリストファイルがありました。知らぬ間に放り込まれているので監視が必要ですね。ここに名を連ねるアプリは曲者という印象です。

ちなみにplistファイルは基本的にはXcodeで編集可能なはずですが、RunAtLoadの設定をNOにすることはできませんでした。ファイルの権限を変えても不可でした。どうやらファイルごと消去するしかないようです。

次回以降でlaunchdを使った定期実行を試してみます。

2021/11/20追記:plistファイルを編集するには権限だけでなくchownコマンドでファイルの所有者を変更する必要があります。Macにrootでログインしてコマンド実行します。

[macOS] 31 crontabの設定

[macOS Big Sur 11.6.1]

M1 Mac miniでcrontab(定時実行のスケジュール管理ツール)の設定に手間取ったのでメモ書き。Intel Mac miniの時も設定したはずですが、すっかり忘れていました。

crontabのログは/var/mail/[ユーザー名]に記録されています。

今回そこには”Operation not permitted”と記されていました。

その場合はシステム環境設定 “セキュリティとプライバシー”のフルディスクアクセスをcronに許可します。cronファイルは/usr/sbin/cronにあります。

[macOS] 30 ショートカットで今日の日付入力

macOSを使いこなしている方々からすれば目新しくないでしょうが、Automatorで日付入力(yymmdd)できるようにしました。

設定方法

1.Automatorを起動し設定する。コマンドは以下のとおり。クイックアクション名は仮に”きょう”とする。

export LC_ALL=en;
date +%y%m%d;
export LC_ALL=;

2.[システム環境設定]-[キーボード]-[ショートカット]-[サービス]から”きょう”を探し、適当なショートカットを登録する。
設定ファイルのパスは、/Users/[ユーザ名]/Library/Services/きょう.workflow

これで日付が簡単に入力できるようになりました。日付入りのファイルを量産している身としては大きな進歩です。