[C++] 195 ローカライズ対応 日本語・英語

[Windows11, MinGW g++ 9.2.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

カラーアプリWindows版をローカライズ対応させました。

LC_CTYPEマクロでロケールを取得し、その結果によって変数を決定するようにしました。

MacOSではLC_CTYPE=”ja_JP.UTF-8″等になるため、#ifdefでOS毎の切り替えが必要になります。

ネット検索の上位結果にはこのような情報は見当たりませんでした。これ位は簡単に思いつくので記事にするまでもないということでしょうか。

タブ名のみ英語対応
vector<string> tab_names;

int main(int argc, char **argv) {
    char* locale = setlocale(LC_CTYPE, "");
    cout << "locale " << locale << endl;
    char* p = strstr(locale,"Japan");

    if (p != NULL){
        cout << "Japan detect" << endl;
        tab_names = { "140色", "和色赤系", "和色黄系", "和色青系", "和色黒系"};
    } else {
        tab_names = { "140 COLORS", "TRAD RED", "TRAD YEL", "TRAD BLUE", "TRAD BLACK"};
    }

[C++] 194 Windowsアプリにおけるコンソール表示およびコマンド

[Windows11, g++ 9.2.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

MacOSアプリをWindowsに移植する際、修正すべき箇所がありましたのでメモしておきます。

1.g++ビルド時のオプション
-mwindowsオプションを付けると起動時にコンソールが開かなくなります。

GCCのオプションについてはネット検索してもあまりヒットしないことがあります。GCCマニュアルをダウンロードしておいて調べるのが効率的です。
GCC online documentation

GCCオプションをまとめているサイトを見てもおそらく答えはありません。オラクルなど有名企業のサイトでも不十分です。最初から公式ドキュメントをあたるのが得策かと思います。

そもそもネット検索してもSEO対策を施した初心者向けの薄い記事しかヒットしないので、よほどの急ぎでない限りは公式ドキュメントで調べたいものです。

2.コンソールコマンド
MacOSのprintfやpbcopyに相当するコマンドを調べる必要がありました。

// クリップボードにコピー

// MacOS
string cmd = "printf '" + 変数 + "' | pbcopy"; // printfはechoでも可
system(cmd.c_str());

// Windows
string cmd = "echo '" + 変数 + "' | C:\\Windows\\System32\\clip.exe";
system(cmd.c_str());

[C++] 193 Windows11でユーザ名を取得

[Windows11, g++ 9.2.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

MacOSのC++ではgetenv関数でホームディレクトリを取得していましたが、Windows11ではうまく動作しなかったので他の方法を考えました。

WindowsAPIはVisual C++をVisual Studioで使うという環境でのみ使用できるものと勝手に思いこんでいましたが、MinGWのC++でもいけるんですね。

そうであれば非IDE環境でWindowsAPIを使ったGUIプログラミングを近いうちに手掛けてみたいです。

Visual Studioがあまり好きでないだけで、WindowsAPIには大いに興味があります。

#include <windows.h>
string appdir;

// アプリ用ディレクトリ名の作成
char username[256];
DWORD dwSize = sizeof(username)/sizeof(username[0]);
GetUserName(username, &dwSize);
string prefix = "C:\\Users\\";
string suffix = "\\ColorSampleJP";
appdir = prefix + string(username) + suffix;

[C++] 192 FLTK : Windows11でのビルド成功 Makefile

[Windows11, g++ 9.2.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

カラーアプリFLTK版のMacからの移植が一応完了しました。

MakefileをWindows仕様に書き換えるのに半日かかりました。地道に情報収集しながら足りないライブラリを追加していき、完成にこぎつけました。

相変わらずWindowsのシステムフォントが今ひとつなので独自フォントを作成して導入したいのですが、これは中長期的課題としておきます。

次は英語版へのローカライズ対応です。Javaでしか経験がないため一から調べることになります。

まあ日本語を廃して英語版でリリースするのもありかなと考えています。

# コンパイラ設定他
COMPILER = g++
DEBUG = -g

# フラグ設定
CPPFLAGS = $(fltk-config --use-gl --use-images --cxxflags) -std=c++17 -D WIN32
LDFLAGS = $(fltk-config --use-gl --use-images --ldflags)

# includeパス(-I)
INCLUDE = -I"C:\MinGW\include" -I"C:\FLTK\fltk-1.3.8\include" \
-I"D:\code\cpp\mylib\include" -I"D:\code\cpp\projects\ColorSampleJP\include"

# ライブラリパス(-l)
LIBRARY_l = "C:\FLTK\fltk-1.3.8\lib\libfltk.a" "D:\code\cpp\mylib\lib\Funcs.a" \
"D:\code\cpp\mylib\lib\ColorConvert.a" "D:\code\cpp\mylib\lib\CharExtract.a" \
"D:\code\cpp\mylib\lib\csvProcessChar.a" "D:\code\cpp\mylib\lib\Split.a" \
"D:\code\cpp\mylib\lib\csvProcessString.a"

# ライブラリパス(-L)
LIBRARY_L = 

# 追加ライブラリパス
LIB_ADD = -L"C:\MinGW\mingw64\lib" -mwindows -lgcc -lole32 -loleaut32 -luuid -lwsock32 -lgdi32 -lcomctl32

# ソースファイル
SRCDIR = .\src
SRCS = $(SRCDIR)\btnAction.cpp $(SRCDIR)\FileChooser.cpp $(SRCDIR)\FileChooser2.cpp $(SRCDIR)\main.cpp $(SRCDIR)\modalDialog.cpp $(SRCDIR)\searchLocation.cpp

# オブジェクトファイル
OBJDIR = .\obj
OBJS = $(OBJDIR)\btnAction.o $(OBJDIR)\FileChooser.o $(OBJDIR)\FileChooser2.o $(OBJDIR)\main.o $(OBJDIR)\modalDialog.o $(OBJDIR)\searchLocation.o

# 実行ファイル
TARGETDIR = .\bin
TARGET = ColorSample

# cppファイルからoファイル作成 $<:依存ファイル
$(OBJDIR)\btnAction.o: $(SRCDIR)\btnAction.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

$(OBJDIR)\FileChooser.o: $(SRCDIR)\FileChooser.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

$(OBJDIR)\FileChooser2.o: $(SRCDIR)\FileChooser2.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

$(OBJDIR)\main.o: $(SRCDIR)\main.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

$(OBJDIR)\modalDialog.o: $(SRCDIR)\modalDialog.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

$(OBJDIR)\searchLocation.o: $(SRCDIR)\searchLocation.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

# oファイルから実行ファイル作成
$(TARGET):$(OBJS)
	$(COMPILER) -o $(TARGETDIR)\$@ $(OBJS) $(LIBRARY_l) $(LIBRARY_L) $(LIB_ADD) $(LDFLAGS)

# コンパイル&ビルド
.PHONY:all
all: clean $(TARGET)

# ファイル削除
.PHONY:clean
clean:
	del /Q $(OBJS) $(TARGETDIR)\$(TARGET).exe

ビルドオプション参考サイト

[C++] 191 FLTK : Windows11での開発環境構築 

[Windows11, g++ 9.2.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

Windows11機にFLTKをインストールしました。

FLTKのソースコードをダウンロード&解凍し、MinGWと同じ階層にフォルダを置きます。そしてMinGW(MSYS)系Bashを立ち上げてMakeするだけです。WSL系BashではMakeできないので要注意です。

最初はWSL系Bashで何とかしようとして泥沼にハマり、Visual Studioでの導入を試みてもVisual C++ 2010までしか対応しておらず途方にくれました。

FLTK公式サイトの掲示板で導入方法に関する資料がGoogleドライブに公開されていることを知り、これを入手して何とか解決できました。この資料へのアクセス数は200程度でした。

Visual C++がほとんどと思われるWindowsのC++ユーザーの中でFLTKにこだわって上記情報にたどり着き、かつインストールした奇特な方は日本ではほぼ皆無でしょう。

参考資料

参考資料におけるBash起動バッチファイルの説明箇所(ドイツ語、英語)
FLTK公式サイト

[C++] 190 Windows11での開発環境構築 Make for Windows他

[Windows11, g++ 9.2.0, NO IDE]

Windows11でFLTKアプリを開発できる環境を構築していきます。ブラックボックス嫌いの非IDE派なので、基本Visual Studioは使いません。

g++コンパイラは以前MinGW版をインストールしていたのでそのまま使います。GDBデバッガも同梱されています。

次にMake for Windowsをインストールしてから、Makefileの内容をWindows仕様に書き換えます(rmコマンド→delコマンドなど)。Macから持ってきたコードはShift-JISに変換して使います。

これでMakefileを使ったHello Worldを実行できるようになりました。Macの時の癖でつい実行ファイルをダブルクリックしてしまいます。Windowsの場合はコマンドプロンプトにファイル名を入力して実行します。

続いてFLTKのインストールですが、次回以降記事にします。

# コンパイラ設定
COMPILER = g++
DEBUG = -g

# オプション設定
CPPFLAGS = -std=c++11

LDFLAGS =

# includeパス(-I)
INCLUDE = 

# ライブラリパス(-l)
LIBRARY_l = 

# ライブラリパス(-L)
LIBRARY_L = 

# ソースファイル
SRCDIR = .
SRCS = test.cpp

# オブジェクトファイル
OBJDIR = .
OBJS = test.o

# 実行ファイル
TARGETDIR = .
TARGET = test
	
# cppファイルからoファイル作成 $<:依存ファイル
$(OBJDIR)/%.o: $(SRCDIR)/%.cpp
	$(COMPILER) $(CPPFLAGS) $(INCLUDE) $(DEBUG) -o $@ -c $<

# oファイルから実行ファイル作成
$(TARGET):$(OBJS)
	$(COMPILER) -o $(TARGETDIR)/$@ $(OBJS) $(LIBRARY_l) $(LIBRARY_L) $(LDFLAGS)

# 全ソース・コンパイル&ビルド
.PHONY:all
all: clean $(OBJS) $(TARGET)

# oファイル・実行ファイル削除
.PHONY:clean
clean:
	del /Q $(OBJS) $(TARGET)

[C++] 189 FLTK : カラーアプリ ボタン空押し対応

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

カラーアプリC++版へのMicrosoft Store更新に向けデバッグを実施しました。

ボタンの空押しで未入力なのに色が表示されたり、アプリが落ちるケースがありましたので、モーダルダイアログを表示するようにしました。

最近LLDBデバッガを積極的に使い始め、レジスタやメモリへの書き込み内容を意識するようになった効果なのか、やみくもに取り組んでいた以前とは違って気持ちに余裕が出てきました。

何かしらの不具合があっても最悪LLDBを使えば何が起こっているのか正確につかめるので、どっしり構えられるようになりました。異常終了時に表示されるAppleレポートの詳細を調べることが可能です。

アセンブリ言語まで細分化すれば、LLDBがまともである限りCPUとRAMメモリの挙動はほぼ把握できます。

void showColor(Fl_Widget*, void*){
	onoff_zero = zero_rbtn->value();
    onoff_sharp = sharp_rbtn->value();
    onoff_hex = hex_rbtn->value();
    onoff_rgb = rgb_rbtn->value();

    input_code = code_input->value();
    if (input_code == ""){
        const char* msg = "カラーコードを入力してください";
        dlg = new modalDialog(400, 200, "Attention", msg);
        dlg->hotspot(window);

        int x_win = window->x_root();
        int y_win = window->y_root();
        cout<<"x_win "<< x_win <<" y_win "<< y_win <<endl;

        dlg->resize(x_win+205, y_win+165,250,150);
        dlg->set_modal();
        dlg->show();

        return;
    }
    
    if (onoff_zero == 1){
        ToZeroConvert();
    } else if (onoff_sharp == 1){
        ToSharpConvert();
    } else if (onoff_hex == 1){
        ToHexConvert();
    } else {
        ToRgbConvert();
    }

    selectColorListAdd();
}

[C++] 188 FLTK : カラーアプリC++版への入れ替え 

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

久しぶりにMicrosoft Storeのデータを確認すると、少ないながらもカラーアプリの取得数が増えていました。

アニメなどを通して日本の色彩文化に興味を持っている方々と推察しますが、日本語版と英語版しかないためか、西欧の割合が極端に少ないです。あるいは、ただ単に日本への興味が薄いのでしょうか。

日本が25%でアジア・北米・東欧が同率で続き、その次が北欧でした。なぜかヨーロッパでも西欧以外でチェックされています。英語への抵抗が少ないということかもしれません。

ストアにアップしているのはJava・Swing版なのでブラッシュアップ済みのC++版へ入れ替えを進めていきます。

[C++] 187 FLTK : SFTP補助アプリ マウント解除 Fl_Light_Button

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

WindowsPCとSMB接続した場合は共有フォルダがマウントされるため、Fl_Light_Buttonを使ってマウント解除できるようにしました。

Fl_Toggle_Buttonでもよかったのですが、押しっぱなしになった時の色を設定できないので、ボタンの一部ながら色を自由に選べるFl_Light_Buttonを選択しました。

これでFinderを一切触らずにファイル転送できます。

Fl_Light_Button *umnt_btn;
int choice_num;
int mount = 0; // マウント状態
string cmd_unmount;

void conn_cb(Fl_Widget*, void*) {
    string cmd_conn;

    choice_num = choice -> value();
    switch(choice_num){
        case 0:{
            cmd_conn = "sftp xxx.local"; // Mac mini Intel
            break;
        }
        case 1:{
            cmd_conn = "sftp xxx.local"; // MacBook Air M1
            break;
        }
        case 2:{
            cmd_conn = "sftp xxx.local"; // MacBook Intel
            break;
        }
        case 3:{
            mount = 1;
            umnt_btn -> value(1);
            cmd_conn = "mount_smbfs //[ユーザ名]@192.168.xx.x/share /Users/[ユーザ名]/share"; // WindowsPC
            cmd_unmount = "umount /Users/[ユーザ名]/share";
            break;
        }
        case 4:{
            cmd_conn = "sftp xxx.local"; // LinuxPC
            break;
        }
    }

    cout << "cmd_conn " << cmd_conn << endl;

    conn_input -> value("");
    conn_input -> value(cmd_conn.c_str());

    // クリップボードにコピー
    string cmdConnCopy = "echo '" + cmd_conn + "' | LANG=ja_JP.UTF-8 pbcopy";
    output_line -> insert(cmdConnCopy.c_str());
    output_line -> insert("\n");
    system(cmdConnCopy.c_str());
}

void umnt_cb(Fl_Widget*, void*) {
    if (mount == 1){
        system(cmd_unmount.c_str());
        mount == 0;
    }
}

// main関数内
umnt_btn = new Fl_Light_Button(295,110,50,25,"MNT");
    umnt_btn->color(fl_rgb_color(112,128,144));
    umnt_btn->labelcolor(fl_rgb_color(255,239,213));
    umnt_btn->selection_color(fl_rgb_color(248,184,98)); // ON時のボタンの色
    umnt_btn->labelsize(14);
    umnt_btn->callback(umnt_cb);

[C++] 186 FLTK : SFTP補助アプリ SMBの一部導入

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, FLTK 1.3.8, NO IDE]

MacとWindows11間のファイル移動に使用していたOpenSSHサーバが突然使えなくなり、復旧もできないのでSMBに変更しました。

mount_smbfsファイルはsbinディレクトリにあり、.bash_profileなどでパスを通しておく必要があります。

Mac-Mac間、Mac-Linux間はこれまで通りSFTPを使います。

OpenSSHサーバについてはWindows11関連のネット情報がほぼ皆無で本当に使えるのかどうか疑問ではあります。

時たまイジるWindows11は本当に使いにくく、Windows Vista、Windows8以来の失敗作という評価が私の中で固まりつつあります。Windows3.1以降では最悪だと思います。大変でしょうが、次世代OSの開発を急いでもらいたいものです。

extern char *dirName;

void conn_cb(Fl_Widget*, void*) {
    string cmd_conn;
    string pc;

    choice_num = choice -> value();
    switch(choice_num){
        case 0:{
            pc = "xxx.local"; // Mac mini Intel
            break;
        }
        case 1:{
            pc = "xxx.local"; // MacBook Air M1
            break;
        }
        case 2:{
            pc = "xxx.local"; // MacBook Intel
            break;
        }
        case 3:{
            pc = "mount_smbfs //[ユーザ名]@192.168.xx.x/share /Users/[ユーザ名]/share"; // WindowsPC
            break;
        }
        case 4:{
            pc = "xxx.local"; // LinuxPC
            break;
        }
    }

    if (choice_num != 3){
        cmd_conn = "sftp " + pc;
    } else {
        cmd_conn = pc;
    }
    cout << "cmd_conn " << cmd_conn << endl;

    conn_input -> value("");
    conn_input -> value(cmd_conn.c_str());

    string cmdConnCopy = "echo '" + cmd_conn + "' | LANG=ja_JP.UTF-8 pbcopy";
    output_line -> insert(cmdConnCopy.c_str());
    output_line -> insert("\n");
    system(cmdConnCopy.c_str());

}

void cmd_cb(Fl_Widget*, void*) {
    string cmd0;
    string cmd1;
    string cmd;

    int onoff_put = put_rbtn->value();
    int onoff_dir = dir_rbtn->value();

    if (choice_num != 3){
        if (onoff_put == 1){
            cmd0 = "put";
        } else {
            cmd0 = "get";
        }
    } else {
        if (onoff_put == 1){
            cmd0 = "cp";
        } else {
            cmd0 = "cp";
        }
    }

    if (onoff_dir == 1){
        cmd1 = "-r";
    } else {
        cmd1 = "";
    }

    const char* fileName = file_input -> value();
    const char* toName = to_input -> value();

    if (choice_num != 3){
        cmd = cmd0 + " " + cmd1 + " \"" + string(fileName) + "\" " + string(toName);
    } else {
        if (onoff_dir == 1){
            cmd = cmd0 + " " + cmd1 + " \"" + string(fileName) + "\" /Users/[ユーザ名]/share/" + dirName;
        } else {
            cmd = cmd0 + " " + cmd1 + " \"" + string(fileName) + "\" /Users/[ユーザ名]/share";
        }
    }
    cout << "cmd " << cmd << endl;

    cmd_input -> value("");
    cmd_input -> value(cmd.c_str());

    string cmdCopy = "echo '" + cmd + "' | LANG=ja_JP.UTF-8 pbcopy";
    output_line -> insert(cmdCopy.c_str());
    output_line -> insert("\n");
    system(cmdCopy.c_str());

}