[プログラミング学習] ChatGPTを使って学習進度を上げる

[M1 Mac, Monterey 12.6.3, ChatGPT Plus]

ChatGPT登場でプログラミング学習のスタンダードが変わりつつあります。

曖昧だった内容も矢継ぎ早に質問を浴びせることで理解が深まります。

直近ではstring(const char*)が関数だという誤った理解を正すことができました。そしてコンストラクタによるメンバ変数への代入について理解不足であったことを自覚させられました。所要時間はたったの5分です。

以下にChatGPTとのやりとりを書き留めておきます。この時はiPadだったので字数を少なくするため、質問はくだけた文体になっています。

Q1: string()関数とは?

C++にはstring()関数というものは存在しません。stringクラスは、string型の変数を作成するためのクラスであり、通常は文字列リテラルや文字列操作関数を使用して作成されます。

ただし、stringクラスには、初期化された空の文字列を作成するためのコンストラクタが存在します。このコンストラクタは、デフォルトの引数なしで呼び出すことができます。

例えば、以下のように書くことで、初期化された空の文字列を作成することができます。

#include <iostream>
#include <string>

using namespace std;

int main() {
  // 空の文字列を作成
  string str = string();
  cout << str << endl;  // 空の文字列が出力される

  return 0;
}

ただし、string()コンストラクタは、通常の文字列リテラルや変数を使用した初期化よりも効率的ではないため、必要な場合を除き使用しない方が良いでしょう。

Q2: string cstr_to_string = string(cstr);の後のstringはなに?
(関数だと思っていたので具体的に聞く)

string(cstr)は、C言語の文字列(char*型)cstrstd::string型の文字列に変換するために使われる構文です。これは、std::stringクラスのコンストラクタで、引数としてconst char*型の文字列を受け取ります。つまり、cstrstd::string型に変換するためにstd::stringクラスのコンストラクタを使用しています。

その後のstringは、変換されたstd::string型の文字列を表しています。つまり、変換されたstd::string型の文字列をstringという名前の変数に代入しています。このstringは、変数名であり、std::stringクラスの別名や関数ではありません。通常、この変数名は、変換された文字列を扱うために使用されます。

例えば、以下のように書くことで、cstrstd::string型の文字列に変換し、変換された文字列をstringという名前の変数に代入しています。

#include <iostream>
#include <string>

int main() {
  const char* cstr = "Hello, World!";
  std::string cstr_to_string = std::string(cstr);
  std::cout << cstr_to_string << std::endl;

  return 0;
}

この例では、const char*型の文字列cstrstd::string型の文字列に変換し、変換された文字列をcstr_to_stringという名前の変数に代入しています。そして、std::coutを使って変換された文字列を表示しています。

Q3: std::stringクラスのコンストラクタを教えて

std::stringクラスには、様々なコンストラクタが存在します。代表的なコンストラクタをいくつか紹介します。

  1. デフォルトコンストラクタ: string(); 空の文字列を作成します。
  2. 文字列リテラルからのコンストラクタ: string(const char* s); C言語の文字列(const char*型)からstd::stringを作成します。
  3. 初期値として指定された文字数の空の文字列を作成するコンストラクタ: string(size_t n, char c); 引数で指定された数だけ、指定された文字で構成された文字列を作成します。
  4. 別のstd::stringからのコンストラクタ: string(const string& str); 別のstd::stringからstd::stringを作成します。
  5. 部分文字列からのコンストラクタ: string(const string& str, size_t pos, size_t len = npos); 指定された位置から、指定された長さの部分文字列からstd::stringを作成します。
  6. 他の種類の文字列からのコンストラクタ: template <class InputIterator> string(InputIterator first, InputIterator last); STLコンテナなどのイテレータを使って、他の種類の文字列からstd::stringを作成します。

上記の他にも、様々なオーバーロードされたコンストラクタが存在します。これらのコンストラクタは、std::stringクラスが提供する様々な機能を実現するために使用されます。

Q4: クラスのコンストラクタの役割は?
(大体把握しているがあえて聞く)

クラスのコンストラクタは、クラスのインスタンスを作成するための特別なメソッドで、主に次の2つの役割を持ちます。

  1. インスタンスの初期化 クラスのコンストラクタは、インスタンスを作成した直後に自動的に呼び出され、インスタンスを初期化します。これは、インスタンスがメモリ内に作成され、変数に割り当てられた際に必要です。
  2. メンバ変数への値の代入 コンストラクタは、クラスのメンバ変数に値を代入することもできます。これは、インスタンスを初期化するための重要な役割であり、クラスのメンバ変数に値を代入する際に使われます。

クラスのコンストラクタは、次のように定義されます。

class MyClass {
public:
  MyClass() {
    // コンストラクタの処理
  }
};

上記の例では、MyClassというクラスに、引数を取らないデフォルトコンストラクタが定義されています。このコンストラクタは、クラスのインスタンスを初期化する際に呼び出されます。

コンストラクタは、オブジェクト指向プログラミングの重要な機能の1つであり、クラスのデータメンバーを初期化するために使用されます。また、デストラクタという特別なメソッドもあり、クラスのインスタンスが破棄される際に呼び出されます。

Q5: メンバ変数への値の代入について例を挙げて

クラスのコンストラクタを使って、メンバ変数への値の代入を行う例を示します。以下は、Personクラスのコンストラクタの例です。このクラスは、人物の名前と年齢を表します。

#include <iostream>
#include <string>

class Person {
public:
  // コンストラクタ
  Person(const std::string& name, int age) {
    name_ = name;
    age_ = age;
  }

  // メンバ関数
  void PrintInfo() const {
    std::cout << "Name: " << name_ << ", Age: " << age_ << std::endl;
  }

private:
  std::string name_;
  int age_;
};

int main() {
  // Personクラスのインスタンスを作成し、メンバ変数に値を代入する
  Person p1("Alice", 25);
  p1.PrintInfo();

  Person p2("Bob", 30);
  p2.PrintInfo();

  return 0;
}

上記の例では、Personクラスのコンストラクタで、引数として名前と年齢を受け取り、それぞれのメンバ変数name_age_に値を代入しています。そして、PrintInfo()メソッドを使って、インスタンスのメンバ変数の値を表示しています。

main()関数では、2つのPersonクラスのインスタンスを作成して、それぞれのインスタンスの情報を表示しています。それぞれのインスタンスは、名前と年齢の情報を持っており、コンストラクタを使ってそれぞれのメンバ変数に値を代入しています。

以降、メンバ関数にあるconstが気になったので質問するなど延々と続く。