[Pascal] 03 Lazarusの導入

Apple Silicon MacにてFree PascalでGUIアプリを作成する統合開発環境 Lazarusを導入しました。

Lazarusはbrewコマンドでインストールしました。Intel CPU用にビルドしたバイナリのため、Rosetta2が必要になります。

前回紹介したCube Explorerを移植できないか試してみます。

[Pascal] 02 Cube Explorerを使って最短手数生成

Cube Explorerという素晴らしいアプリを見つけました。

Windows専用なのでApple Silicon MacではWineを使って起動させました。

デフォルトでは上面黄、正面赤になっているため、基本ポジション(上面白・正面緑)にカスタマイズしました。一度設定すると自動的に保存されます。

右下のEnter Meneuverにスクランブル(csTimerで生成)を入力してApplyボタンを押すとキューブを自動操作してくれます。

そしてAdd and Solveボタンを押すと左側のメインウィンドウに解法を表示します。今回のスクランブルは22手で解くことができます。

このアプリのソースはPascalで書かれています(環境はDelphi 6)。Windows11ではビルドできなくなっているようです。時間があれば、Macに移植できないか検討したいところです。

[Cube] ルービックキューブの展開図 SageMath

brewのsageプログラムでルービックキューブの展開図を書いてみました。

配色が実際のルービックキューブとは異なるので、展開図ではPythonスクリプトによる変更が必要です。世界標準配色では、白黄、青緑、赤オレンジの対になります。

ただし、plot3d_cubeではスクリプトでの色変更ができません。開発者のDavid Joynerによるとrubik.plot3d_cubeのソースコードを書き換える必要があるそうです。

まあこの方は群論専門の数学者であってキュービストではないので仕方ないです。

ルービックキューブに特化したプログラムをGitHubで見つける方が良さそうです。

from sage.all import *

rubik = CubeGroup()
rubik.plot_cube("")