USBシリアル変換ICのマイコンライターとしての使用可否検証 その1 FT231X

[MacOS Ventura 13.3.1, Windows11]

AIの急速な進化に伴いソフトウエア製作への興味が薄れつつあります。プログラミングが知的刺激を伴わなくなり、単純に面白くなくなってきました。ソフトウエア技術の価値が揺らいでくると、ハードウェアの相対的重要性が増してくるように思います。

USBシリアル変換IC FT231Xをマイコンライターとして使えないかトライしています。その過程を記録していきます。

1.FT231XのUSBシリアル変換モジュールを購入。2016年9月。

2.このモジュールをマイコンライターに転用できないか検討開始。2023年5月。

3.ドライバは以下のサイトから入手。
https://ftdichip.com/drivers/vcp-drivers/

MacOS Venturaではベータ版インストーラがうまく動作せず。調べると最近のMacOSにはデフォルトでドライバが入っているとのこと。Macのシステムレポートでドライバ認識を確認。

4.Windows11でMicrochip Studioを使ってLED点滅コードをコンパイルし、avrdudeで書き込みを図るが以下のエラーが発生。デバイスドライバではFT231XをCOM3として認識している。avrdude.confにはFT231Xについて追記済。miso等後ろ4行は仮設定。

>make flash
avrdude -c ft231x -p attiny13a -U flash:w:main.hex:i
E avrftdi_open(696): Error -3 occurred: device not found
avrdude error: unable to open programmer ft231x on port usb
programmer
    id    = "ft231x";
    desc  = "FT231X";
    type  = "avrftdi";
    connection_type = usb;
    miso  = 3;  # CTS X3(1)
    sck   = 5;  # DSR X3(2)
    mosi  = 6;  # DCD X3(3)
    reset = 7;  # RI  X3(4)

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