プログラムの構成自体はChainerと同じです。教本プログラムに使えるライブラリのバージョンは、torch 0.4.1, torchvision 0.2.2 でした
珍しくコードには問題はなかったですが、torchのバージョン調整に少し手間取りました。後で調べると教本に明記していました。
1.5.1(文法違い) → 1.1.0(データセットなし) → 1.2.0(文法違い) → 0.4.1
CIFER-10のようなデータセットをベースにした学習モデルを使えば、ログインの際に画像を選んで認証をパスする作業を自動化できそうです。ただ正解率が9割を超えないと使い物にならないでしょう。
教本内で面白いリスト内包表記を見つけました。最初は意味がわかりませんでしたが、同じ数字を繰り返すといった内容です。個人的には長ったらしいので[0.]*10を使いますね。
# 教本
listA = list(0. for i in range(10))
# 他の表記
listA = [0. for i in range(10)]
listA = [0.]*10
print(listA)
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出力
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[0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0, 0.0]