[C++] 値渡しと参照渡しの違い ChatGPT

ChatGPTで知識を整理しました。

{
  "messages": [
    {
      "content": "",
      "role": "system"
    },
    {
      "content": "void deleteString(string& str, const char* del) {\n    size_t size = strlen(del);\n    size_t pos = 0;\n    while ((pos = str.find(del, pos)) != string::npos) {\n        // cout << \"pos: \" << pos << endl;\n        str.erase(pos, size);\n    }\n} この関数の引数はなぜ参照渡しなのですか",
      "role": "user"
    },
    {
      "content": "この関数の引数 `str` が参照渡しになっているのは、文字列を削除するために元の文字列を変更する必要があるためです。参照渡しを使用することで、元の文字列を直接変更できます。もし参照渡しを使用しなかった場合、関数内で新しい文字列を作成して返す必要があり、元の文字列を変更することができませんでした。",
      "role": "assistant"
    },
    {
      "content": "他のメモリアドレスに新しい文字列を作成しても問題ないのではないですか",
      "role": "user"
    },
    {
      "content": "新しい文字列を作成しても問題はありませんが、元の文字列を変更するためには、元の文字列のメモリアドレスを知る必要があります。参照渡しを使用することで、元の文字列のメモリアドレスを直接取得できます。一方、新しい文字列を作成する場合、元の文字列のメモリアドレスを知るためには、別途引数として渡す必要があります。また、新しい文字列を作成する場合、元の文字列のメモリアドレスとは異なるメモリアドレスに新しい文字列を作成するため、メモリ使用量が増加する可能性があります。そのため、元の文字列を変更する場合は、参照渡しを使用することが一般的です。",
      "role": "assistant"
    },
    {
      "content": "値渡しでは元の文字列のメモリアドレスは全く分からないのですか",
      "role": "user"
    },
    {
      "content": "値渡しの場合、元の文字列のメモリアドレスは分かりません。値渡しでは、関数に渡された引数はコピーされて関数内で使用されます。そのため、元の文字列のメモリアドレスを知るためには、別途引数として渡す必要があります。しかし、参照渡しを使用することで、元の文字列のメモリアドレスを直接取得できます。そのため、元の文字列を変更する場合は、参照渡しを使用することが一般的です。",
      "role": "assistant"
    },
    {
      "content": "C++以外の言語、例えばPythonでは値渡しになりますがメモリを浪費しているということですか",
      "role": "user"
    },
    {
      "content": "Pythonでは、文字列はイミュータブル(不変)なオブジェクトとして扱われます。そのため、文字列を変更する場合は、新しい文字列を作成する必要があります。Pythonでは、文字列を値渡しで渡すことができますが、文字列を変更する場合は、新しい文字列を作成するため、メモリ使用量が増加する可能性があります。ただし、Pythonでは、ガベージコレクションが実装されているため、不要になったオブジェクトは自動的に解放されます。そのため、メモリ使用量が増加しても、プログラムの実行に影響が出ることは少ないです。ただし、大量の文字列を扱う場合は、メモリ使用量に注意する必要があります。",
      "role": "assistant"
    },
    {
      "content": "これまでの質問回答の内容から15文字程度で日本語タイトルを考えて下さい。英単語が混ざってもかまいません。",
      "role": "user"
    },
    {
      "content": "「参照渡しと値渡しの違いとメモリ使用量」",
      "role": "assistant"
    }
  ],
  "model": "gpt-3.5-turbo",
  "temperature": 0.0
}

[C++] ポインタと参照の違い ChatGPT

たまに混同してしまうので、ChatGPTで知識を整理しました。

要は対象にアクセスするのに、メモリアドレスを格納したポインタという変数を使うか、参照でメモリアドレスに直接アクセスするかの違いです。

ポインタを引数にした関数は引数がNULLでも動きますが、参照を引数にするとメモリアドレスでないと関数を呼び出せません。

デバッガでCPUレジスタやメモリの挙動を追ってみたら明確に理解できると思います。

Q1: オブジェクトへのポインタとオブジェクトへの参照の違いを具体的に教えてください

オブジェクトへのポインタとオブジェクトへの参照は、どちらもオブジェクトを扱う方法ですが、その扱い方に違いがあります。

オブジェクトへのポインタは、メモリ上のオブジェクトのアドレスを指すポインタであり、オブジェクトのメモリ上の位置を示す数値を持ちます。ポインタは、変数や関数の引数、関数の戻り値などに使用され、ポインタが指すオブジェクトに対して操作を行うことができます。例えば、以下のようなC++のコードで、オブジェクトへのポインタを使用して、オブジェクトのメンバ変数にアクセスしています。

class MyClass {
public:
    int x;
};

void foo(MyClass* ptr) {
    ptr->x = 10;
}

int main() {
    MyClass obj;
    foo(&obj);
    return 0;
}

一方、オブジェクトへの参照は、オブジェクトのエイリアスであり、オブジェクトそのものではなく、オブジェクトを参照する変数です。参照は、変数や関数の引数に使用され、参照が指すオブジェクトに対して操作を行うことができます。例えば、以下のようなC++のコードで、オブジェクトへの参照を使用して、オブジェクトのメンバ変数にアクセスしています。

class MyClass {
public:
    int x;
};

void foo(MyClass& ref) {
    ref.x = 10;
}

int main() {
    MyClass obj;
    foo(obj);
    return 0;
}

ポインタと参照の違いは、主に以下の点にあります。

  • ポインタはNULLを設定できるが、参照はNULLになることはない。
  • ポインタはメモリ上のアドレスを持ち、ポインタの値自体を変更することができるが、参照は変数自体がオブジェクトを参照するため、参照自体を別のオブジェクトに変更することができない。
  • ポインタは参照を持つことができるが、参照はポインタを持つことができない。

ポインタと参照はどちらもオブジェクトを扱う方法ですが、その扱い方に違いがあるため、どちらを使用するかは、使用環境や目的によって適切に選択する必要があります。

Q2: 参照のメモリでの挙動を教えてください

参照は、変数が別の変数を参照するための仕組みであるため、メモリ上の挙動は、通常の変数と同様に扱われます。参照変数は、参照しているオブジェクトのエイリアスとして機能し、実際のオブジェクトのメモリ上の位置を指します。つまり、参照変数が指すメモリアドレスは、参照しているオブジェクトのメモリアドレスと同じです。

C++の参照を使用した場合、コンパイラは、参照変数に割り当てられたメモリアドレスを、参照しているオブジェクトのメモリアドレスに自動的にバインドします。そのため、参照変数に対する操作は、参照しているオブジェクトに直接反映されます。例えば、以下のようなC++のコードで、参照を使用してオブジェクトのメンバ変数にアクセスしています。

class MyClass {
public:
    int x;
};

void foo(MyClass& ref) {
    ref.x = 10;
}

int main() {
    MyClass obj;
    foo(obj);
    return 0;
}

この場合、foo関数の引数に参照を使用しています。この参照変数は、obj変数を参照しているため、参照変数を操作することで、obj変数のメンバ変数にアクセスすることができます。参照変数による操作は、オブジェクトそのものに影響を与えるため、obj変数のメンバ変数xに10が代入されます。

参照は、ポインタよりも扱いやすく、より直感的なコードを書くことができます。しかし、参照を使用する場合は、参照先のオブジェクトが常に存在している必要があります。また、参照の設定先を変更することはできないため、設計上の制約がある場合は、ポインタを使用する必要があります。

Q3: 参照しているオブジェクトのメモリアドレスはポインタと呼ばないのですか (あえて聞いた)

参照は、ポインタとは異なる概念であり、メモリ上の挙動も異なります。参照が指すオブジェクトのメモリアドレスは、ポインタが指すオブジェクトのメモリアドレスと同じですが、参照はポインタと異なり、参照変数自体がオブジェクトを参照するため、オブジェクトのアドレスを明示的に取得する必要がありません。つまり、ポインタはオブジェクトのアドレスを指し示す変数であるのに対して、参照はオブジェクトそのものを指し示す変数となります。

C++において、参照とポインタはともにオブジェクトを扱うための機能であり、使い分けによってコードの可読性や扱いやすさを向上させることができます。しかし、その扱い方には違いがあるため、ポインタと参照を適切に使い分けることが重要です。

Q4: オブジェクトを参照する仕組みをハード面から具体的に説明してください

オブジェクトを参照する仕組みは、プログラミング言語によって異なりますが、一般的にはコンパイラやランタイムによってサポートされています。

C++の場合、参照は、変数にエイリアスを割り当てることで実現されます。具体的には、参照変数は、参照するオブジェクトのアドレスを保持しているわけではなく、単に参照するオブジェクトのエイリアスとして機能しています。コンパイラは、参照変数が参照するオブジェクトのメモリアドレスを自動的に割り当て、参照変数が操作されると、参照するオブジェクトのメモリ領域に直接アクセスします。そのため、参照を使用すると、ポインタと比較してプログラムがより簡潔になります。

Javaの場合、参照は、Javaの仮想マシン(JVM)によってサポートされています。Javaでは、参照がオブジェクトを参照するための主要な方法であり、Javaの変数は、基本的に参照であると考えることができます。Javaの参照は、オブジェクトへのポインタのようなもので、参照変数にはオブジェクトのメモリアドレスではなく、オブジェクトの実際の内容が含まれています。JVMは、参照変数が参照するオブジェクトのメモリアドレスを自動的に処理し、参照変数を使用すると、参照するオブジェクトに直接アクセスします。

このように、オブジェクトを参照する仕組みは、プログラミング言語やランタイムによって異なりますが、一般的にはコンパイラやランタイムによって実現されます。

Q5: オブジェクトのメモリアドレスとポインタの違いを教えてください

オブジェクトのメモリアドレスとポインタは、関連があるが、異なる概念です。

オブジェクトのメモリアドレスは、コンピュータのメモリ上でオブジェクトが格納されているアドレスを指します。オブジェクトは、メモリ上の一連のバイト列として表現され、このバイト列が格納されているメモリアドレスをオブジェクトのメモリアドレスと呼びます。オブジェクトのメモリアドレスは、通常は数値で表され、ポインタ変数に代入されたり、関数に渡されたりすることがあります。

一方、ポインタは、オブジェクトのメモリアドレスを保持する変数のことを指します。ポインタは、オブジェクトのメモリアドレスを参照するための機構であり、ポインタ変数は、オブジェクトのメモリアドレスを保持しているため、ポインタ変数を使用してオブジェクトにアクセスすることができます。

ポインタは、通常はアスタリスク(*)を使用して宣言され、ポインタ変数には、オブジェクトのメモリアドレスが代入されます。例えば、以下のようなコードで、ポインタ変数ptrにobjオブジェクトのメモリアドレスを代入しています。

int* ptr = &obj;

このように、ポインタ変数は、オブジェクトのメモリアドレスを保持するための変数であり、ポインタ変数を使用してオブジェクトにアクセスすることができます。

オブジェクトのメモリアドレスとポインタは密接に関連していますが、オブジェクトのメモリアドレスはポインタ変数に代入される値であり、ポインタ変数は、オブジェクトにアクセスするための仕組みであることに注意してください。

Q6: 関数の引数をポインタにするか参照にするか、どういった基準で判断するのですか

C++において、関数の引数をポインタにするか参照にするかは、いくつかの基準があります。以下は一般的な判断基準の例です。

  1. ポインタを使うべき場合
  • NULLを受け入れる必要がある場合
  • メモリの再配置など、ポインタ値を変更する必要がある場合
  • 関数が関数の外部で割り当てられたメモリを更新する必要がある場合
  • 配列を渡す必要がある場合
  1. 参照を使うべき場合
  • NULLを受け入れる必要がない場合
  • 変数の値のみを更新する場合
  • メモリの再配置など、ポインタ値を変更する必要がない場合
  • ポインタを使うとコードが複雑になる場合

以上は一般的な基準であり、関数の用途やプロジェクトの規約によって異なる場合もあります。また、ポインタや参照を使う場合には、その扱い方に注意が必要です。ポインタや参照を適切に扱うことで、プログラムの可読性や安全性を向上させることができます。

Q7: NULLを受け入れる必要がある場合というのは具体的にどういうことですか

NULLは、C++で空のポインタを表す特殊な値です。NULLが使われる場合は、以下のような場合が挙げられます。

  1. ポインタが必須でない場合 関数がポインタを必須としない場合、NULLをデフォルト値として設定することができます。これにより、ポインタ引数を指定しなくても、関数を呼び出すことができます。NULLを許容することで、コードの柔軟性を向上させることができます。
  2. ポインタ引数がオプションの場合 ポインタ引数がオプションである場合、NULLをデフォルト値として設定することができます。これにより、ポインタ引数を指定しなくても、関数を呼び出すことができます。また、NULLを受け取ることで、ポインタ引数を使用しない場合の処理を行うことができます。
  3. ポインタの初期値が不明な場合 ポインタの初期値が不明な場合、NULLを初期値として設定することができます。これにより、初期値を明示的に設定することができます。

以上のように、NULLは、ポインタの値が存在しないことを表現するために使用されます。NULLを受け入れる必要がある場合は、ポインタが必須でない場合、ポインタ引数がオプションの場合、ポインタの初期値が不明な場合などが考えられます。

[C++] 関数ポインタ,オブジェクトへのポインタとCPUレジスタ,メモリの関係 ChatGPT

タイトルの内容についてChatGPTに質問しました。

怪しいところもありますが、それなりに信用できる回答だと思います。

回答が途中で切れても、こちらからうながせば続きを答えてくれます。

Q1: メモリのテキスト領域にあるコールバック関数とヒープ領域にあるオブジェクトはCPUのレジスタでどのように処理されるのですか

CPUのレジスタは、プログラムの実行中にデータを格納するための高速なメモリ領域であり、演算や制御構造の処理に使用されます。一方で、メモリのテキスト領域にあるコールバック関数や、ヒープ領域にあるオブジェクトは、プログラムの静的なデータ領域に割り当てられ、プログラム実行中に使用されるデータ領域に含まれます。

CPUのレジスタとメモリ上のデータは、異なる種類のメモリ領域に割り当てられるため、直接的なアクセスができない場合があります。例えば、メモリのテキスト領域にあるコールバック関数をCPUのレジスタに直接ロードすることはできません。そのため、コールバック関数のアドレスを、データ領域にあるポインタ変数などに格納しておき、そのポインタ変数を使用してコールバック関数を呼び出すことが一般的です。

また、ヒープ領域に割り当てられたオブジェクトのアドレスを保持するポインタ変数を使用して、オブジェクトにアクセスすることができます。オブジェクトが割り当てられたヒープ領域は、CPUのレジスタよりも遅いアクセス速度を持つため、ポインタ変数を介してアクセスすることが一般的です。

一方で、コンパイラによって最適化された場合、CPUのレジスタを使用してデータを保持することがあります。たとえば、一時的な変数や関数の引数、戻り値などは、CPUのレジスタに格納されることがあります。また、ループ変数や配列のインデックスなど、頻繁に使用されるデータは、CPUのレジスタにキャッシュされ、高速なアクセスが可能になります。

Q2: C++が関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡すことができない理由をレジスタやメモリでの挙動で説明してください

C++が関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡すことができない理由は、オブジェクトと関数ポインタが異なるメモリ領域に割り当てられるためです。

関数ポインタは、プログラムコードが格納されるテキスト領域に割り当てられます。テキスト領域は読み取り専用のメモリ領域であり、変更することができません。

一方、オブジェクトはヒープ領域に割り当てられることが一般的です。ヒープ領域は、実行時に動的に割り当てられ、必要に応じてサイズを変更できます。また、ヒープ領域に割り当てられたオブジェクトは、異なる場所から複数回アクセスできるように、アドレスが動的に決定されます。

このように、関数ポインタとオブジェクトは、異なるメモリ領域に割り当てられるため、直接的なアクセスができません。関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡すことができない理由は、そのためです。

また、C++において、関数ポインタをレジスタに格納することができますが、オブジェクトのポインタをレジスタに格納することはできません。これは、オブジェクトが動的に割り当てられるため、そのアドレスが実行時に変化する可能性があるためです。

したがって、C++においては、関数ポインタとオブジェクトのポインタを分けて扱う必要があります。オブジェクトにアクセスする場合は、オブジェクトのポインタを使用する必要があります。関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡す必要がある場合は、オブジェクトのポインタを関数の引数として渡すなどの方法を使用する必要があります。

Q3: Javaが関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡すことができる理由をレジスタやメモリでの挙動で説明してください

Javaにおいては、関数ポインタという概念そのものが存在しません。Javaでは、オブジェクト指向のプログラミングが基本的な考え方となっており、関数(メソッド)もオブジェクトの一部として定義されます。そのため、Javaでは、メソッドを参照するためのメソッド参照(Method Reference)という機能が提供されています。

メソッド参照では、オブジェクトのメソッドを参照するための記法が提供されており、オブジェクトへのポインタとメソッドポインタの両方を取り扱うことができます。メソッド参照は、ラムダ式と同様に、関数型インタフェースを引数として取り、そのインタフェースのシグネチャに合致するメソッドを参照することができます。

Javaにおいては、メソッド参照を使用する場合、オブジェクトのポインタは暗黙的に渡されるため、明示的にポインタを渡す必要はありません。具体的には、メソッド参照を使用する場合には、オブジェクトの参照とメソッド名を指定することで、メソッド参照を作成することができます。以下は、オブジェクトのメソッドを参照するメソッド参照の例です。

javaCopy codeclass MyClass {
    void myMethod(int arg) {
        // メソッドの処理
    }
}

MyClass obj = new MyClass();
Consumer<Integer> methodRef = obj::myMethod;

この例では、オブジェクトの myMethod メソッドを参照するために、obj::myMethod というメソッド参照を作成しています。このメソッド参照は、 Consumer<Integer> という関数型インタフェースを引数として取ることができ、そのインタフェースの accept メソッドに渡された整数型の引数を、オブジェクトの myMethod メソッドに渡すことができます。

Javaにおいては、メソッド参照によってオブジェクトのメソッドを参照することができるため、関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡す必要がなくなります。また、Java仮想マシンが、オブジェクトとメソッドの参照を効率的に処理するための最適化が行われて <途中で切れた>

Q4: Java仮想マシンにあるCPUとメモリではオブジェクトへのポインタを静的に扱うことができるということですか

Java仮想マシンは、実行時にJavaのコードを解釈して実行するソフトウェアです。Java仮想マシンが実行されるホストマシンのCPUやメモリとは異なり、Java仮想マシンは、Java仮想マシン自身が管理するメモリ領域にオブジェクトを割り当てます。Javaのオブジェクトは、プリミティブ型とは異なり、常にヒープ領域に割り当てられます。

Java仮想マシンには、実行時にオブジェクトへのポインタを動的に扱う機能があります。Javaのオブジェクトにアクセスするためには、オブジェクトの参照が必要です。Javaのオブジェクトへの参照は、参照型変数を介して行われます。参照型変数は、オブジェクトへのポインタではなく、オブジェクトへの参照として扱われます。参照型変数は、Java仮想マシンが管理するメモリ領域に割り当てられます。

Javaのオブジェクトへのポインタを静的に扱うことができるとは言えませんが、Java仮想マシンが実行時に参照型変数を介してオブジェクトにアクセスすることで、オブジェクトの動的な割り当てと解放を管理することができます。また、Javaには、ガーベージコレクションと呼ばれる機能があり、不要になったオブジェクトを自動的に解放することができます。

Javaの実行時環境においては、CPUやメモリの構造や動作は、Java仮想マシンが抽象化されたインタフェースを提供するため、ハードウェアやオペレーティングシステムとは異なります。Java仮想マシンが提供するインタフェースを通じて、Javaのプログラムは、Java仮想マシンが管理するメモリ領域に静的にオブジェクトへの参照を格納することができます。

Q5: C#にも仮想マシンのようなものが存在するのですか

はい、C#には、Java仮想マシンに似た実行環境が存在します。C#の実行環境は、.NET Frameworkや.NET Core、Monoなどがあります。これらの環境は、C#プログラムを実行するための共通言語ランタイム(Common Language Runtime、CLR)と呼ばれる仮想マシンを提供します。

CLRは、C#プログラムを中間言語(Intermediate Language、IL)と呼ばれる形式にコンパイルし、実行時にCLRによって解釈されます。この中間言語は、機械語ではなく、CLRが理解できる形式であり、CLRが提供するジャストインタイム(Just-in-Time、JIT)コンパイラによって、実行時に機械語に変換されます。

C#には、Javaと同様にオブジェクト指向のプログラミングが基本的な考え方となっており、関数(メソッド)もオブジェクトの一部として定義されます。C#には、Javaと同様に、ラムダ式やデリゲートといった機能が提供されており、これらを使用することで、オブジェクトへのポインタを扱うことができます。

C#の場合、ラムダ式やデリゲートを使用することで、オブジェクトに対してメソッドを直接呼び出すことができます。この場合、オブジェクトへの参照がラムダ式やデリゲートによって保持されるため、オブジェクトが解放される前に呼び出される可能性があります。このため、オブジェクトが解放される前に、ラムダ式やデリゲートを明示的に解放する必要があります。これは、Javaでのメモリリークを防ぐためのGarbage Collectionの仕組みと同様に、C#ではラムダ式やデリゲートを保持する変数の参照カウントがゼロになったときに、CLRによって自動的に解放されます。

Q6: Javaの仮想マシンの構造をCPUやメモリのような用語を使って説明してください

Javaの仮想マシンは、Javaプログラムを実行するための実行環境であり、CPUやメモリといったハードウェアリソースに依存しないソフトウェア的な仮想マシンです。

Java仮想マシンは、Javaプログラムを解釈実行するソフトウェアであり、JavaプログラムはJava仮想マシンが理解できる中間形式であるバイトコードに変換され、Java仮想マシンが実行します。Java仮想マシンは、バイトコードを命令単位に分解し、各命令を解釈して実行します。このため、Java仮想マシンは、CPUの代わりにJavaプログラムを実行するための擬似CPUとして機能します。

Java仮想マシンは、ヒープ領域と呼ばれるメモリ領域を持ち、Javaプログラムが動的に割り当てたオブジェクトや配列などのデータを格納します。ヒープ領域は、Javaプログラムが使用するメモリ領域のうち最も大きい領域であり、Java仮想マシンは、Javaプログラムによって使用されるメモリ領域を管理するために使用されます。

Java仮想マシンは、Javaプログラムの実行状態を保持するために、スタック領域を持ちます。スタック領域は、Javaプログラムの実行中にメソッドの呼び出し履歴や変数の値などを格納するために使用されます。Java仮想マシンは、スタック領域を操作することで、Javaプログラムの実行を制御します。

また、Java仮想マシンは、Javaプログラムの実行状態を監視し、例外やエラーが発生した場合に適切に処理します。Java仮想マシンは、Javaプログラムが例外を発生させた場合に、例外の種類に応じた処理を行います。例えば、JavaプログラムがNullPointerExceptionを発生させた場合には、Java仮想マシンがその例外を捕捉し、適切なエラーメッセージを表示するなどの処理を行います。

以上のように、Java仮想マシンは、Javaプログラムの実行に必要な機能を提供する、ソフトウェア的な仮想マ

Q7: 回答が途中で切れましたが、どうしましたか?

申し訳ありません。回答が途中で切れてしまったようです。以下、続きの回答となります。

以上のように、Java仮想マシンは、Javaプログラムの実行に必要な機能を提供する、ソフトウェア的な仮想マシンです。Javaプログラムは、Java仮想マシンが理解できるバイトコードに変換され、Java仮想マシンがバイトコードを解釈して実行します。Java仮想マシンは、ヒープ領域、スタック領域、例外処理機能などを持ち、Javaプログラムの実行状態を監視し、適切に処理します。

Java仮想マシンの利点は、プログラムがハードウェアやオペレーティングシステムに依存しないという点にあります。Javaプログラムは、Java仮想マシンが実行可能であれば、どのようなハードウェアやオペレーティングシステム上でも動作することができます。また、Javaプログラムのセキュリティ性も高く、Java仮想マシンが提供するセキュリティ機能によって、Javaプログラムが安全に実行されることが保証されます。

[C++] FLTKのコールバック関数について ChatGPT

FLTKのコールバック関数について知識を深めました。

Q1: FLTKのコールバック関数の引数はなぜ以下のようになっているのですか void function(Fl_Widget*, void*)

FLTKのコールバック関数の引数が以下のようになっている理由は、FLTKがC++言語で書かれたフレームワークであるためです。

C++言語には、関数のポインタを表すために、関数ポインタ型があります。関数ポインタ型は、戻り値の型と引数の型を指定することで定義されます。しかし、C++言語には、関数ポインタ型とメンバ関数をポインタとして扱う方法がありません。メンバ関数には、オブジェクトへのポインタ(thisポインタ)が必要です。このため、C++の関数ポインタには、オブジェクトへのポインタを渡すことができないという制限があります。

FLTKのコールバック関数では、オブジェクトへのポインタを渡す必要があります。そのため、FLTKは、C++の制限を回避するために、2つのポインタ引数を使用しています。1つ目の引数は、Fl_Widget型のポインタであり、イベントが発生したウィジェットへのポインタを指します。2つ目の引数は、void型のポインタであり、コールバック関数に渡された任意のデータへのポインタを指します。このデータは、任意の型にキャストすることができます。

このように、FLTKのコールバック関数の引数が以下のようになっているのは、C++言語の制限を回避するためであり、オブジェクトへのポインタを渡すことができるようにするためです。

Q2: C++の関数ポインタには、オブジェクトへのポインタを渡すことができないという制限があります。を具体的に説明してください

C++の関数ポインタには、オブジェクトへのポインタを渡すことができないという制限があります。これは、C++の関数ポインタは、静的メンバ関数や、非メンバ関数など、オブジェクトに紐づかないグローバルな関数に対して使われることを想定しているためです。

例えば、以下のような静的メンバ関数を持つクラスがあるとします。

class MyClass {
public:
    static int myFunction(int arg);
};

この場合、MyClass::myFunctionは静的メンバ関数であり、オブジェクトに紐づかず、クラス自体に紐づく関数です。この関数には、オブジェクトへのポインタが必要ありません。

一方、以下のように、通常のメンバ関数を持つクラスがあるとします。

class MyClass {
public:
    int myFunction(int arg);
};

この場合、MyClass::myFunctionは通常のメンバ関数であり、オブジェクトに紐づく関数です。つまり、thisポインタが必要です。このような関数には、オブジェクトへのポインタが必要であるため、C++の関数ポインタに渡すことができません。

このように、C++の関数ポインタには、オブジェクトへのポインタを渡すことができないという制限があります。この制限を回避するために、C++では、関数オブジェクト、std::functionオブジェクト、またはstd::bind関数を使用することができます。これらの方法を使うことで、オブジェクトへのポインタを関数ポインタに渡すことができます。

Q3: 関数オブジェクトの具体例を教えてください

C++における関数オブジェクトは、関数ポインタの代わりに使われることがあります。関数オブジェクトは、関数呼び出し演算子 () をオーバーロードすることで、関数と同じように呼び出すことができます。以下は、関数オブジェクトの具体例です。

#include <iostream>
#include <functional>

class Add {
public:
    int operator()(int a, int b) {
        return a + b;
    }
};

int main() {
    Add add;
    std::cout << add(1, 2) << std::endl;  // 3
    std::function<int(int, int)> f = add;
    std::cout << f(3, 4) << std::endl;   // 7
    return 0;
}

この例では、Addというクラスが定義され、関数呼び出し演算子 () がオーバーロードされています。このクラスのオブジェクト add を作成し、関数と同じように呼び出しています。また、std::functionを使用して、関数オブジェクトを関数ポインタに変換しています。

関数オブジェクトは、一時的にオブジェクトを生成するためのラムダ式としても使用されます。以下は、関数オブジェクトを使用して、ベクトルに対して関数を適用する例です。

#include <iostream>
#include <vector>
#include <algorithm>

int main() {
    std::vector<int> v{1, 2, 3, 4, 5};
    std::for_each(v.begin(), v.end(), [](int& n){ n *= 2; });
    for (int i : v) {
        std::cout << i << " ";
    }
    std::cout << std::endl;  // 2 4 6 8 10
    return 0;
}

この例では、std::for_eachアルゴリズムを使用して、ベクトルの各要素に対してラムダ式を適用しています。ラムダ式は、関数オブジェクトと同じように呼び出されます。

Q4: void function(Fl_Widget*, void*) におけるFl_Widget*, void*の2つの引数でオブジェクトを表現しているということですか

いいえ、void function(Fl_Widget*, void*) で定義される関数の引数 Fl_Widget*void* は、オブジェクトを直接表現するものではありません。これらの引数は、コールバック関数に渡されたオブジェクトを識別するためのものであり、それぞれ以下のような役割があります。

  • Fl_Widget* : イベントを発生させたウィジェットへのポインタを表します。この引数を使用することで、コールバック関数がどのウィジェットに対してイベントが発生したかを識別することができます。
  • void* : コールバック関数に渡された任意のデータへのポインタを表します。この引数を使用することで、コールバック関数内で任意のデータを扱うことができます。

通常、void* を使用してオブジェクトを表現する場合、コールバック関数内でこのポインタを元のオブジェクトへのポインタにキャストする必要があります。また、ウィジェットのポインタを直接使用する場合、そのポインタが解放された後にコールバック関数が呼び出される場合があるため、注意が必要です。

つまり、void function(Fl_Widget*, void*) で定義される関数の引数は、オブジェクトを直接表現するものではなく、コールバック関数に渡されたオブジェクトを識別するためのものです。

Q5: widget->callback(function,(long)num);における(long)numがvoid function(Fl_Widget*, void*) におけるvoid*になるのですか

はい、widget->callback(function, (long)num) で設定される num は、void function(Fl_Widget*, void*) で定義される関数の引数 void* に相当します。

Fl_Widgetcallback メソッドでは、2つの引数を受け取ります。1つ目の引数は、コールバック関数を指定する関数ポインタであり、2つ目の引数は、コールバック関数に渡す任意のデータへのポインタです。FLTKの callback メソッドでは、2つ目の引数を void* 型で受け取ります。これは、コールバック関数に渡された任意のデータへのポインタを表します。

一方、long 型の変数 num は、C++言語における整数型の1つで、FLTKの callback メソッドが受け取る void* 型のデータへのポインタにキャストされます。したがって、void function(Fl_Widget*, void*) で定義される関数の引数 void* には、long 型の num 変数へのポインタが渡されることになります。

コールバック関数内で num 変数にアクセスする場合は、void* 型のポインタを long* 型にキャストしてから、num 変数を参照する必要があります。例えば、以下のように書くことができます。

void function(Fl_Widget* widget, void* data) {
    long num = reinterpret_cast<long>(data);
    // num変数を使用して何らかの処理を行う
}

このように、long 型の変数 num は、void function(Fl_Widget*, void*) で定義される関数の引数 void* に相当し、コールバック関数内でキャストして使用することができます。

Q6: 他の言語の関数ポインタにはオブジェクトへのポインタを渡すことができるのですか

いくつかの言語では、関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡すことができます。ただし、その方法や詳細は言語によって異なります。

例えば、C#言語では、デリゲートと呼ばれる機能を使用して、オブジェクトへのポインタを関数ポインタに渡すことができます。デリゲートは、メソッドを参照する型であり、オブジェクトへの参照とメソッドの名前を指定して作成することができます。デリゲートを使用することで、オブジェクトに紐づいたメソッドを関数ポインタとして扱うことができます。

また、Java言語では、インタフェースを使用して、オブジェクトへのポインタを関数ポインタに渡すことができます。インタフェースは、メソッドの定義を表す型であり、オブジェクトに対するメソッドの実装を提供するクラスを作成することができます。このようにして作成したクラスのインスタンスを関数ポインタとして扱うことができます。

ただし、これらの言語でも、関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡す場合には、そのオブジェクトが寿命を終える前に関数ポインタを使用しないように注意する必要があります。それ以外の場合、未定義の動作やプログラムのクラッシュなどの問題が発生する可能性があります。

Q7: そのオブジェクトが寿命を終える前に関数ポインタを使用するように注意する必要があります。の間違いではないですか

おっしゃる通りです。失礼な表現を使ってしまい申し訳ありません。

正しくは、「そのオブジェクトが寿命を終えた後に関数ポインタを使用しないように注意する必要があります」ということです。関数ポインタがオブジェクトへのポインタを保持している場合、そのオブジェクトが削除された後に関数ポインタを使用すると、未定義の動作が発生する可能性があります。

このため、関数ポインタにオブジェクトへのポインタを渡す場合は、そのオブジェクトの寿命が終わる前に、関数ポインタを使用しないように注意する必要があります。オブジェクトが必要な場合は、そのオブジェクトの別のインスタンスを作成して使用するか、別の方法でオブジェクトを参照する必要があります。

Q8: Javaのコールバック関数の引数はどうなっていますか

Javaにおいて、コールバック関数の引数は、コールバック関数の型によって異なります。

一般的な方法として、Javaではインタフェースを使用してコールバック関数を定義することができます。インタフェースは、実装が必要なメソッドのシグネチャを定義する型であり、コールバック関数の型として使用することができます。

インタフェースを使用する場合、コールバック関数の引数は、そのインタフェースが定義するメソッドのパラメータになります。例えば、以下のようなインタフェースがあるとします。

public interface MyCallback {
    void callbackMethod(int arg1, String arg2);
}

このインタフェースを使用する場合、コールバック関数は以下のように定義されます。

public void myCallbackFunction(int arg1, String arg2) {
    // コールバック関数の処理
}

そして、このコールバック関数を使用する場合には、以下のようにインタフェースのインスタンスを作成し、コールバック関数を渡します。

MyCallback callback = new MyCallback() {
    @Override
    public void callbackMethod(int arg1, String arg2) {
        myCallbackFunction(arg1, arg2);
    }
};

この場合、コールバック関数の引数は、MyCallback インタフェースが定義する callbackMethod メソッドのパラメータになります。具体的には、整数型の arg1 と文字列型の arg2 が、コールバック関数に渡されます。

なお、Javaでは、ラムダ式を使用してより簡潔にコールバック関数を定義することもできます。具体的には、上記の例において以下のように定義することができます。

MyCallback callback = (arg1, arg2) -> myCallbackFunction(arg1, arg2);

この場合、MyCallback インタフェースが定義するメソッドのパラメータと同様に、整数型の arg1 と文字列型の arg2 が、コールバック関数に渡されます。

きりがないのでここまで。

[プログラミング学習] ChatGPTを使って学習進度を上げる

[M1 Mac, Monterey 12.6.3, ChatGPT Plus]

ChatGPT登場でプログラミング学習のスタンダードが変わりつつあります。

曖昧だった内容も矢継ぎ早に質問を浴びせることで理解が深まります。

直近ではstring(const char*)が関数だという誤った理解を正すことができました。そしてコンストラクタによるメンバ変数への代入について理解不足であったことを自覚させられました。所要時間はたったの5分です。

以下にChatGPTとのやりとりを書き留めておきます。この時はiPadだったので字数を少なくするため、質問はくだけた文体になっています。

Q1: string()関数とは?

C++にはstring()関数というものは存在しません。stringクラスは、string型の変数を作成するためのクラスであり、通常は文字列リテラルや文字列操作関数を使用して作成されます。

ただし、stringクラスには、初期化された空の文字列を作成するためのコンストラクタが存在します。このコンストラクタは、デフォルトの引数なしで呼び出すことができます。

例えば、以下のように書くことで、初期化された空の文字列を作成することができます。

#include <iostream>
#include <string>

using namespace std;

int main() {
  // 空の文字列を作成
  string str = string();
  cout << str << endl;  // 空の文字列が出力される

  return 0;
}

ただし、string()コンストラクタは、通常の文字列リテラルや変数を使用した初期化よりも効率的ではないため、必要な場合を除き使用しない方が良いでしょう。

Q2: string cstr_to_string = string(cstr);の後のstringはなに?
(関数だと思っていたので具体的に聞く)

string(cstr)は、C言語の文字列(char*型)cstrstd::string型の文字列に変換するために使われる構文です。これは、std::stringクラスのコンストラクタで、引数としてconst char*型の文字列を受け取ります。つまり、cstrstd::string型に変換するためにstd::stringクラスのコンストラクタを使用しています。

その後のstringは、変換されたstd::string型の文字列を表しています。つまり、変換されたstd::string型の文字列をstringという名前の変数に代入しています。このstringは、変数名であり、std::stringクラスの別名や関数ではありません。通常、この変数名は、変換された文字列を扱うために使用されます。

例えば、以下のように書くことで、cstrstd::string型の文字列に変換し、変換された文字列をstringという名前の変数に代入しています。

#include <iostream>
#include <string>

int main() {
  const char* cstr = "Hello, World!";
  std::string cstr_to_string = std::string(cstr);
  std::cout << cstr_to_string << std::endl;

  return 0;
}

この例では、const char*型の文字列cstrstd::string型の文字列に変換し、変換された文字列をcstr_to_stringという名前の変数に代入しています。そして、std::coutを使って変換された文字列を表示しています。

Q3: std::stringクラスのコンストラクタを教えて

std::stringクラスには、様々なコンストラクタが存在します。代表的なコンストラクタをいくつか紹介します。

  1. デフォルトコンストラクタ: string(); 空の文字列を作成します。
  2. 文字列リテラルからのコンストラクタ: string(const char* s); C言語の文字列(const char*型)からstd::stringを作成します。
  3. 初期値として指定された文字数の空の文字列を作成するコンストラクタ: string(size_t n, char c); 引数で指定された数だけ、指定された文字で構成された文字列を作成します。
  4. 別のstd::stringからのコンストラクタ: string(const string& str); 別のstd::stringからstd::stringを作成します。
  5. 部分文字列からのコンストラクタ: string(const string& str, size_t pos, size_t len = npos); 指定された位置から、指定された長さの部分文字列からstd::stringを作成します。
  6. 他の種類の文字列からのコンストラクタ: template <class InputIterator> string(InputIterator first, InputIterator last); STLコンテナなどのイテレータを使って、他の種類の文字列からstd::stringを作成します。

上記の他にも、様々なオーバーロードされたコンストラクタが存在します。これらのコンストラクタは、std::stringクラスが提供する様々な機能を実現するために使用されます。

Q4: クラスのコンストラクタの役割は?
(大体把握しているがあえて聞く)

クラスのコンストラクタは、クラスのインスタンスを作成するための特別なメソッドで、主に次の2つの役割を持ちます。

  1. インスタンスの初期化 クラスのコンストラクタは、インスタンスを作成した直後に自動的に呼び出され、インスタンスを初期化します。これは、インスタンスがメモリ内に作成され、変数に割り当てられた際に必要です。
  2. メンバ変数への値の代入 コンストラクタは、クラスのメンバ変数に値を代入することもできます。これは、インスタンスを初期化するための重要な役割であり、クラスのメンバ変数に値を代入する際に使われます。

クラスのコンストラクタは、次のように定義されます。

class MyClass {
public:
  MyClass() {
    // コンストラクタの処理
  }
};

上記の例では、MyClassというクラスに、引数を取らないデフォルトコンストラクタが定義されています。このコンストラクタは、クラスのインスタンスを初期化する際に呼び出されます。

コンストラクタは、オブジェクト指向プログラミングの重要な機能の1つであり、クラスのデータメンバーを初期化するために使用されます。また、デストラクタという特別なメソッドもあり、クラスのインスタンスが破棄される際に呼び出されます。

Q5: メンバ変数への値の代入について例を挙げて

クラスのコンストラクタを使って、メンバ変数への値の代入を行う例を示します。以下は、Personクラスのコンストラクタの例です。このクラスは、人物の名前と年齢を表します。

#include <iostream>
#include <string>

class Person {
public:
  // コンストラクタ
  Person(const std::string& name, int age) {
    name_ = name;
    age_ = age;
  }

  // メンバ関数
  void PrintInfo() const {
    std::cout << "Name: " << name_ << ", Age: " << age_ << std::endl;
  }

private:
  std::string name_;
  int age_;
};

int main() {
  // Personクラスのインスタンスを作成し、メンバ変数に値を代入する
  Person p1("Alice", 25);
  p1.PrintInfo();

  Person p2("Bob", 30);
  p2.PrintInfo();

  return 0;
}

上記の例では、Personクラスのコンストラクタで、引数として名前と年齢を受け取り、それぞれのメンバ変数name_age_に値を代入しています。そして、PrintInfo()メソッドを使って、インスタンスのメンバ変数の値を表示しています。

main()関数では、2つのPersonクラスのインスタンスを作成して、それぞれのインスタンスの情報を表示しています。それぞれのインスタンスは、名前と年齢の情報を持っており、コンストラクタを使ってそれぞれのメンバ変数に値を代入しています。

以降、メンバ関数にあるconstが気になったので質問するなど延々と続く。

[C++] 将棋エンジン調査 2022年10月 Apple Silicon

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, g++-12 12.2.0, NO IDE]

主な将棋エンジンのApple Siliconへの対応状況を調べました。GUIアプリには”将棋所”を使って動作確認しました。

せっかくC++を学んでいるのですから、将棋エンジンを作らないまでもコードの構造ぐらいは見ておこうと思います。

[C/C++] 変数の格納アドレス検証 string

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, NO IDE]

変数の格納アドレスを検証していきます。

LLDBを使って確認しました。

#include <stdio.h>
#include <iostream>
#include <string>

using std::cout; using std::endl;
using std::to_string;

int main() {
    int i = 256;
    char c[6] = {'a', 'b', 'c', 'd', 'e'};
    std::string str("abcde");

    cout << "iのアドレス: " << &i << endl;
    cout << "iのサイズ: " << to_string(sizeof i) << endl;

    cout << "cのアドレス: " << &c << endl;
    cout << "cのサイズ: " << to_string(sizeof c) << endl;

    cout << "strのアドレス: " << &str << endl;
    cout << "strのサイズ: " << to_string(sizeof str) << endl;

    return 0;
}

[C/C++] バッファオーバーフロー対策 -fstack-protector-allの実用性を検証 その2

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, NO IDE]

引き続き、バッファオーバーフロー対策であるclang++の-fstack-protector-allオプションについて実用性を検証しました。

前回得られたデータから、char変数を増やしていくとやがてint変数のメモリ領域を上書きしてしまうと予想しましたが、実際にそうなるのか検証しました。

変数i予想値の算出方法:
2進数 1101000 00000000 00000000 00000000
反転 0010111 11111111 11111111 11111111
1加算 0011000 00000000 00000000 00000000
10進数 -402653184

その結果、char変数の数に関係なく、int変数との間に複数の空アドレスが配置されることが判明しました。

さすがに文法さえ正しければコードは正常に動くようです。

scanf関数の検証は今度こそこれで終わりにします。

#include <cppstd.h>

int main() {
    int i;
    char c[2];
    char c2[2];
    char c3[2];
    char c4[2];
    char c5[2];
    char c6[2];

    for (i=0; i< 10; i++){
        printf("for文先頭直後 printf i: %d\n",i);
        // rewind(stdin); // ストリームバッファをクリア

        scanf("%s", &c);
        cout << "cout c: " << c << endl;
        printf("printf c: %s\n",&c);

        scanf("%s", &c2);
        cout << "cout c2: " << c2 << endl;
        printf("printf c2: %s\n",&c2);

        scanf("%s", &c3);
        cout << "cout c3: " << c3 << endl;
        printf("printf c3: %s\n",&c3);

        scanf("%s", &c4);
        cout << "cout c4: " << c4 << endl;
        printf("printf c4: %s\n",&c4);

        scanf("%s", &c5);
        cout << "cout c5: " << c5 << endl;
        printf("printf c5: %s\n",&c5);

        scanf("%s", &c6);
        cout << "cout c6: " << c6 << endl;
        printf("printf c6: %s\n",&c6);
        
        printf("printf i: %d\n",i);
       
        cout << "for文終端" << endl;
    }
    return 0;
}
--------------------------------------------------
出力
--------------------------------------------------
for文先頭直後 printf i: 0
a
cout c: a
printf c: a
b
cout c2: b
printf c2: b
c
cout c3: c
printf c3: c
d
cout c4: d
printf c4: d
e
cout c5: e
printf c5: e
f
cout c6: f
printf c6: f
printf i: 0
for文終端
for文先頭直後 printf i: 1

[C/C++] バッファオーバーフロー対策 -fstack-protector-allの実用性を検証

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, NO IDE]

バッファオーバーフロー対策であるclang++の-fstack-protector-allオプションについて実用性を検証しました。

その結果、char変数を複数宣言した場合、その間には空白アドレスが配置されずメモリアドレスの干渉が起こることが判明しました。

配列の文字数を正しく宣言すればいいのかというとそうでもなくて、char変数の数を増やすと下位アドレス側にメモリアドレスが伸びていき、ついにはint変数のメモリ領域が上書きされる可能性があります。

この程度で破綻するようでは、実用性は低いと判断するほかないです。このオプションは使わずに、char配列の文字数を正確に宣言するのが最善かと思います。

そもそも文法的に正しいC言語を書けば問題ないのであって、下手に補完して我々プログラマを甘やかすと余計に状況が悪くなるといった感じがします。

#include <cppstd.h>

int main() {
    int i;
    char c[2];  // ここを変えて検証
    char c2[2];  // ここを変えて検証

    for (i=0;i<5;i++){
        printf("for文先頭直後 printf i: %d\n",i);
        // rewind(stdin); // ストリームバッファをクリア
        scanf("%s", &c);

        cout << "cout c: " << c << endl;
        printf("printf c: %s\n",&c);

        scanf("%s", &c2);

        cout << "cout c2: " << c2 << endl;
        printf("printf c2: %s\n",&c2);

        cout << "2回目cout c: " << c << endl;
        printf("2回目printf c: %s\n",&c);

        printf("printf i: %d\n",i);
    }
    return 0;
}
--------------------------------------------------
出力
--------------------------------------------------
for文先頭直後 printf i: 0
a
cout c: a
printf c: a
b
cout c2: b
printf c2: b
2回目cout c: a
2回目printf c: a
printf i: 0
for文先頭直後 printf i: 1
a
cout c: a
printf c: a
b
cout c2: b
printf c2: b
2回目cout c: a
2回目printf c: a
printf i: 1
for文先頭直後 printf i: 2

[C/C++] バッファオーバーフロー対策 -fstack-protector-all

[M1 Mac, Big Sur 11.6.8, clang 13.0.0, NO IDE]

前回までscanf関数におけるバッファオーバーフローについて検証してきました。

コンパイラの対策としてgcc, g++, clang++などにはバッファオーバーフロー検知のメカニズムが実装されていて、未然に処置を施す仕組みになっています。

この機能はコンパイル時に-fstack-protector-allオプションを付加すると有効になります。

LLDBでその挙動を確認したところ、オーバーフローが発生しそうなchar変数をより上位アドレスに配置し、本来なら隣接するはずの別変数との位置関係が逆転してさらにその間に10バイトの空白アドレスが配置されました。

気をつけないといけないのはプログラムにてprintfなどでこれらの変数のメモリアドレスを出力させるとこの機能が無効になってしまう点です。

#include <cppstd.h>

int main() {
    int i;
    char c;

    for (i=0;i<5;i++){
        printf("for文先頭直後 printf i: %d\n",i);
        // rewind(stdin); // ストリームバッファをクリア
        scanf("%s", &c);

        cout << "cout c: " << c << endl;
        printf("printf c: %s\n",&c);

        printf("printf i: %d\n",i);
       
    }
    return 0;
--------------------------------------------------
出力
--------------------------------------------------
for文先頭直後 printf i: 0
a
cout c: a
printf c: a
printf i: 0
for文先頭直後 printf i: 1
a
cout c: a
printf c: a
printf i: 1
for文先頭直後 printf i: 2
(lldb) print &i
(int *) $1 = 0x000000016fdff57c
(lldb) print &c
(char *) $2 = 0x000000016fdff587 "a"